この池泉庭園は、経典にある東方世界の浄土「瑠璃光浄土」の様子を表現しています。薬師三尊を中心とした二段の滝石は、伝い落ち形式で深山幽谷から流れ落ちる神秘の滝で、その浄水によって、病気を平癒される意味が込められています。池の護岸の立石は、十二神将を表し、それぞれの石には梵字が埋められ、開眼供養が奉修されています。